スーパー・ライヴ・セッション/Super Live Session

ザ・ゴールデン・カップス

Release 1969年8月1日 東芝/Capitol   CPC-8009/WTP- /CT25-5569/TOCT-5569/TOCT-8709/PLP-7614/TOCT-25203/TOCT-25384
Chart Action 不明。
Produced by 不明。
Engineered by 不明。
Arranged by ザ・ゴールデン・カップス
Member Cups-Personnel : MarkIII
デイヴ平尾: Vocal
エディ藩: Guitar, Vocal
ルイズルイス加部: Bass, Vocal
ケネス伊東: Guitar, Vocal
マモル・マヌー: Drums, Vocal
ミッキー吉野: Keyboards
陳信輝: Guitar
柳譲治: Bass
  
Songs 1.モジョ・ワーキング/Got My Mojo Working
2.アイム・ソー・グラッド/I'm So Glad
3.59番街/59th Street Bridge Song
4.ワン・モア・ハートエイク/One More Heartache
5.魔女の季節/Season Of The Witch
6.グロリア/Gloria
7.悪い星の下に/Born Under The Bad Sign
8.マンズ・テンプテーション/Man's Temptation
9.ゼンのブルース/Zen Blues
  
Comments ゴールデン・カップスの4th アルバム。 1969年4月21日(*)に横浜ゼンで少数の観客を前に行われたスタジオ・ライヴ録音。

演奏曲はクリーム、バターフィールド・ブルース・バンド、ゼム等ホワイト・ブルースからの選曲中心になっている。アル・クーパーに影響されたミッキー吉野のハモンド・オルガン等、演奏は緊張感に溢れカッコ良かったらしい。

最後の曲では、「日本初のスーパーセッション」として、「パワーハウス」の陳信輝柳譲治が参加して、10分以上に渡るアドリブ大会を繰り広げている。

(*)レコードには日付のクレジットはないが、テイチクから2001年2月21日にリリースされた「GSオン・ステージ」(TECN-25701)収録の「モジョ・ワーキング」では収録日付がクレジットされている

 

Jacket/Liner ジャケットはサイケな(かなりアブナイ)絵である。実はルイズルイス加部が襖に書いた絵らしい。

録音は第二期カップス(MarkIII)だが、裏ジャケは第三期カップス(MarkIV_)のメンバー写真がコラージュされている。アルバム発売日にはエディ藩は脱退していたのでやむを得ない^^。

 

Version 当初は東芝Capitolでの発売(CPC-8009)。後に他のカップスのレコード同様東芝EMIで復刻されているはず(WTP-)だがレコード番号等の詳細は不明。
CDで4回復刻された(89.8.10/94.12.14/(03.9.29/04.6.30)他、ザ・ゴールデン・ボックスにも収録されている。
P-VINEからLP盤で限定復刻(01.9.10(8.25というデータもある))されている(PLP-7614)。
またTOCT-25203(03.9.29)とゴールデン・ボックス収録版は紙ジャケ仕様である。

 

Writer/Editor 高崎勇輝
Special Thanks to くまさん
STEVE RATさん
「日本ロック紀GS編」黒沢進氏著。

    02-superlivesession.jpg (14267 バイト)

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本コラムは非営利の個人である高崎勇輝がレコードの批評を目的として作成したものです((c) 2003 by 高崎勇輝 All rights reserved)。
ここでのジャケット写真掲載については、日本国著作権法第32条(引用)に留意の上この範囲内に収まるものと考えておりますが、もし関係者の方でご 意見がございましたら 高崎までご一方頂ければ幸いです。