ザ・ゴールデン・カップス・リサイタル/The Golden Cups Recital
ザ・ゴールデン・カップス
Release | 1969年10月10日 東芝/Capitol CPC-8011/WTP-60428/TOCT-8710/TOCT-25385 |
Chart Action | 不明。 |
Produced by | 不明。 |
Engineered by | 不明。 |
Arranged by | ザ・ゴールデン・カップス |
Member | Cups-Personnel : MarkIV |
デイヴ平尾: Vocal | |
ルイズルイス加部: Guitar, Vocal | |
林恵文: Bass, Vocal | |
マモル・マヌー: Drums, Vocal | |
ミッキー吉野: Keyboards | |
ダン池田とニューブリード | |
Songs | 1.オープニング〜長い髪の少女/Opening〜Nagai Kamino Shojo |
2.いとしのジザベル〜陽はまた昇る/Jezabel〜Hiwa Mata Noboru | |
3.銀色のグラス/Love is My Life | |
4.愛する君に/My Love Only For You | |
5.本牧ブルース/Honmoku Blues | |
6.蝶は飛ばない/Butterfly Won't Fly | |
7.もう一度人生を/I Wanna Live Again | |
8.オープニング〜スプーンフル/Openin〜Spoonful | |
9.ウィズアウト・ユー/Without You | |
10.コミュニケーション・ブレイクダウン/Communication Breakdown | |
11.ハード・ロード/Hard Road | |
12.レット・ミー・ラヴ・ユー/Let Me Love You | |
13.ザ・ウェイト/The Weight | |
14.蝶は飛ばない/Buterfly Won't Fly | |
Comments | ゴールデン・カップスの5thアルバム。 デビュー2周年を記念し69年7月20日に渋谷公会堂で行われた初リサイタル(主催:フジテレビ)のライヴ録音。ここで言うリサイタルとはもちろんライヴのことではなく、従来ディスコ喫茶等でやっていたライヴに対し、ホールで行ったコンサートという意味であろう。A面(リサイタル第一部)はシングル曲中心で3〜7曲目はフルバンド(ダン池田&ニュー・ブリード)が入ったカップスの歌謡面が出ているものだが、第二部(8曲目以降)は最新のロック(クリーム、レッド・ツェッペリン、ザ・バンド、ジェフ・ベック等)のカバーを中心とした演奏が聞ける。 エディ藩とケネス伊東が脱退し、ルイズルイス加部がリード・ギターに転向、ミッキー吉野と共に「ミッドナイト・ブルース・エクスプレス・バンド」や「フラワー・クリエーション」にいた林恵文がベースで参加している(第三期カップス(MarkIV))。 エディの嗜好であったホワイト・ブルース色が薄れ、加部の好みであるブリティッシュ・ハード・ロック(レッド・ツェッペリンやディープ・パープル等)への傾斜が出てきている。
|
Jacket/Liner | ジャケットはステージの写真。「Golden
Cups」という電飾や4人もの女性ダンサー(^^)が見える。表ジャケは人影をダブらせているので判りにくいが裏ジャケではダンサーやメンバーが良く見える。
|
Version | 当初は東芝Capitolでの発売(CPC-8011)。後に東芝EMIで復刻されている(WTP-60428)。 CDで2回復刻されている(94.12.14/04.6.30)他、ザ・ゴールデン・ボックスにも収録されている。 ゴールデン・ボックス収録版は紙ジャケ仕様である。
|
Writer/Editor | 高崎勇輝 |
Special Thanks to | くまさん STEVE RATさん Hitomiさん 「日本ロック紀GS編」黒沢進氏著。 |
本コラムは非営利の個人である高崎勇輝がレコードの批評を目的として作成したものです((c)
2003 by 高崎勇輝 All rights reserved)。
ここでのジャケット写真掲載については、日本国著作権法第32条(引用)に留意の上この範囲内に収まるものと考えておりますが、もし関係者の方でご
意見がございましたら 高崎までご一方頂ければ幸いです。