市原 康 (いちはら やすし)

楽器 Drums
コメント 50年 8月生、愛知県名古屋市出身。

早稲田大学在籍中にジョージ大塚に師事、江夏健二トリオで本格的な活動を開始。 ジャズがメインだが、一時ソウルにも手を染めていた。

その後江夏健二と渡米。当時アメリカで活動していた喫惣領泰則率いる「BROWN RICE」に参加する。ここで約一年程活動、アルバム一枚を制作して解散する。 帰国直前に当時バークレーに留学していたミッキー吉野や、寺尾聰と知り合う。

帰国後、ごく短期間(第三次)ミッキー吉野グループに参加、74年末の渋谷西武劇場(現パルコ劇場)でのフラッシュ・コンサートに出演する。しかし ミッキー吉野グループはタケカワユキヒデのサポートをする話が出ており 、ジャズ志向が強かった市原は同グループには留まらず、鈴木宏昌の「コルゲンバンド」に参加する。

同バンド脱退後、80年代はスタジオ・ミュージシャンとして活躍する。大野雄二率いる「You & The Explosion Band」にも在籍していた。「惣領泰則 と ジム・ロック・シンガーズ」のバックであるJim Rock Super Sessionにもその名前を連ねている。

90年代に入ってからは、様々な形でジャズのライブハウスに出演する様になる。

東京音楽大学の作曲科の中に「映画放送音楽コース」 で教鞭をとったり、熱心なクリスチャンという側面も持つ(スティーヴ・フォックスとはこの方面で交流があるらしい)。

最近の活動としては、寺尾聰のバンドや渕野繁雄グループ、宮川泰の「宮川組」、菊池ひみこ率いる「HIMIKO KIKUCHI BIG BAND」等が挙げられる。

98年8月14日、15日に錦糸町のすみだトリフォニーホールで行われた松本アニメ音楽の集大成コンサートでは宮川泰(音楽監督)指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団と共に演奏に参加している(ギター:萩谷清、パイプオルガン:鈴木隆太、ドラム:市原康、ベース:伊藤昌明 )。
このコンサートには勿論銀河鉄道999つながりで
タケカワユキヒデも出演している。
このコンサートは
ライブ録音され、「大交響詩「幻想軌道」松本零士〜漫画家生活45周年〜」として日本コロムビアからリリースされている(98年10月10日/COCX-30110/30111)。

市原氏の活動の詳細はご本人のサイト(「STUDIO-G LINK」)参照のこと。

Writer/Editor 高崎勇輝
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