原田”クマ”時芳 (はらだ”くま”ときよし)

楽器 Bass。
コメント イギリス在住のベーシスト。 

51年6月10日生。 札幌出身。

歌って踊れるグループ「シング・アウト」のメンバーとして、NHKの音楽バラエティ番組「ステージ101」に70年1月1日から71年4月3日まで出演していた。 その後ドイツへ渡りミュージカル『ヘアー』公演に参加、オランダを経てロンドンへ移り住む。 

イギリスでレコーディングに参加したアーティストとしては、ヴァン・モリスン(VAN MORRISON)の「WAVELENGTH(1978)」、元ローリング・ストーンズのミック・テイラー(MICK TAYLOR)の「MICK TAYLOR (1979)」や「STONE'S THROW (2000)」、フリートウッド・マックのオリジナル・メンバーでブルース・ギタリストのピーター・グリーン( PETER GREEN)の「IN THE SKIES (1979)」、「LITTLE DREAMER (1980)」、「BLUE GUITAR (1981) 」等、そして「シン・リジィ」に在籍、「ピンク・フロイド」のツアーにも参加していたスノーウィ・ホワイト( SNOWY WHITE)の「WHITE FLAMES (1983)」や「SNOWY WHITE (1985)」、ポール・キャラック(PAUL CARRACK)の「NIGHTBIRD (1980)」等多岐にわたる。 84年には「ペンギン・カフェ・オーケストラ」の「Broadcasting from home」に参加にも参加している。

元WHOのピート・タウンゼント、クリームのジンジャー・ベイカーや、ケイト・ブッシュ等とも共演したらしい。
日本のアーティストでは、元ガロのトミー(日高富明)のアルバム「シークレット・ゾーン」にも参加している。ゴダイゴトミー・スナイダーもパリ在住のため交流があるらしく、彼のソロ・アルバム「テイク・ア・ルック」に参加している。

自身の活動としては、70年代後半にブリティッシュ・ジャズ・ファンク・バンド「ゴンザレス」のメンバーとなる。このバンドにはジェフ・ベックのアルバム「BLOW BY BLOW」や「WIRED」に参加したリチャード・ベイリー(Dr)がおり、ゴンザレス解散後はこの二人を中心に「ブレックファスト・バンド」を結成、82年にはアルバム「Dolphin Ride」をリリースした。

現在でもロンドンで「ベアフット」というレコーディング・スタジオを運営しているそうで、セッションやプロデュースなど活発に活動しているらしい。

 

Writer/Editor 高崎勇輝
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