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ゴダイゴと「威風堂々」 |
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ゴダイゴの レパートリーでファンに最も人気が高いのは、組曲「威風堂々」である。この曲は78年11月の発表依頼、ライヴでは数多く演奏されており、ファンクラブ会報のアンケートでも堂々の1位を獲得していた。 84年にライヴ・アルバムの形で初めてリリースされた時には、「平和組曲」の名前が付けられていたが、実際には元々のタイトル通り、エドワード・エルガーの行進曲「威風堂々」(Pomp & Circumstance) 第一番の主題をモチーフとして作られている。
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エルガーの略歴 |
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エドワード・エルガー/Sir Edward Elgar(1857-1934)はイギリスの作曲家で、ホルスト(「惑星」)、ブリテン(「青少年のための管弦楽入門」)、ヴォーン・ウィリアムス(「グリーン・スリーヴスによる幻想曲」)等とならんで英国を代表する作曲家と言われている。 交響曲やチェロ協奏曲等も作曲しているが、有名なのはこの行進曲「威風堂々第1番〜第5 番」と「エニグマ変奏曲」、ヴァイオリン曲の「愛の挨拶」等で録音はやはりイギリス系のオケやその常任指揮者によるものが多い。
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威風堂々について |
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「威風堂々」は行進曲だけあって、あまり長くなくリズミカルでメロディも親しみやすいため、クラシックを聞きなれない人でもOKなので原曲もご一聴の程を(第1番の次に第4番が人気がある)。 ゴダイゴの「組曲:威風堂々(平和組曲」)の中で使用されている主題の部分を歌にしたのはゴダイゴが始めてではなく、作曲者自身も「Land of Hope & Glory」として声楽曲「戴冠式頌歌(Coronation Ode) Op.44」のフィナーレで使用しており、 イギリスのロイヤル・アルバート・ホールで毎年開かれる夏のフェスティヴァル「プロム」の最終日にかならず「威風堂々第一番」とセットで演奏される。 これは、初演と同じ年に英国国王となったエドワード7世からこの曲、特にトリオの部分(=ゴダイゴが使用している部分)が絶賛され、歌詞をつけたものである。 なお、このトリオの部分の歌詞は次のとおり。
なお「威風堂々」というタイトルは、戦前のレコードで「威風堂々たる陣容」と訳されたことに由来しており、元々はシェイクスピアの「オテロ」第3幕第3場から引用されたものである。 |
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威風堂々の代表的な録音 |
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いわゆる普遍的なクラシックの名曲ではなく「英国」を象徴する曲であるため、録音はイギリスのオーケストラによるものが多い。代表的なものとしては、ジョン・バルビローリ/NPO、ゲオルグ・ショルティ/LPO、アンドレ・プレヴィン/RPO等が挙げられる。唄つきのものはかつて入手が困難だったが、最近はアンドリュー・デイヴィスやロジャー・ノリントンのプロム関係のCDがリリースされたので比較的入手が容易になった。
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平和組曲の由来 |
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ゴダイゴの「組曲:威風堂々」が当初収録予定の「マジック・カプセル」に収録出来なかったのは、著作権権利者の許可が下りなかった所為らしい(英国第二の国家と言われる曲でバッキンガム宮殿の衛兵行進シーンや王室の結婚式のニュース等でかならず流されている)。結局著作権が消滅(死後50年経過後)する1984年を待って、しかもタイトルを「平和組曲」、作曲者のクレジットを違う綴りのE.Erugerとして発表した(著作権権利者の意向を尊重してのことらしい)。 しかし、第二次世界大戦中は日本と英国は敵対国だった訳で、戦時加算10年を加えると実際の著作権消滅は1994年だったのではないか?しかし84年の同アルバムは4千枚位しか売れなかったからあまり問題にならなかった。
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