Works of チャーwithゴダイゴ

ゴダイゴはチャーの78年夏のツアーでバック・バンドを務め、このとき初めて武道館のステージも経験している。同時期のチャーのアルバム「スリル」においてもミッキー吉野/スティーヴ・フォックス/トミー・スナイダーの3人が参加しており、チャーは彼ら3人とバンドをやりたいと考えていたこともあったらしい。しかし、ゴダイゴは当時「西遊記」でブレイクしつつあった時期でもあり、ミッキー吉野はザ・ゴールデン・カップスの天才ベーシストであるルイズルイス加部とのバンド結成を勧め、ここに伝説のロック・トリオ「ジョニー・ルイス・アンド・チャー」が結成されることになる。

本項ではチャーとゴダイゴの面々の足跡が重なった部分を振り返ってみる。

当時のインタビュー等をまとめた「チャーwithゴダイゴ」も参照されたい。

 

76年
「ザ・ツアー」での共演
デビューしたばかりのゴダイゴが、サンハウス、浜田良美(とスペシャル・リザーブ)とのジョイントでMCAミュージック主催のコンサート・ツアーを行い、全国14ケ所(20ケ所という説もある)を回ったもの。 ゴダイゴの歴史の中では「風疹ツアー」と呼ばれている。
当時チャーは浜田良美のバックに参加していた。
4/26(月) 「ザ・ツアー」福島市公会堂
4/27(火) 「ザ・ツアー」仙台市電力ホール
4/28(水) 「ザ・ツアー」青森市民会館
4/29(木) 「ザ・ツアー」札幌市道新ホール
4/30(金) 「ザ・ツアー」札幌市道新ホール
5/27(土) 「ザ・ツアー」静岡市公開堂
5/28(日) 「ザ・ツアー」名古屋市公開堂
5/29(月) 「ザ・ツアー」倉敷千秋座
5/30(火) 「ザ・ツアー」京都シルクホール
5/31(水) 「ザ・ツアー」大阪御堂会館
6/1 (木) 「ザ・ツアー」奈良県立文化会館
6/3 (土) 「ザ・ツアー」広島郵便貯金ホール
6/4 (日) 「ザ・ツアー」佐世保市民会館
6/8 (木)〜           6/9 (金) 「ザ・ツアー」福岡少年文化会館
77年
「激突3大ギタリスト夢の競演」での共演及びバッキング
2/19(土) 後楽園での同イベントにゴダイゴがゲストとして参加(ドラマー不在のため嶋田吉隆がドラムを担当した)。 ミッキー吉野、浅野孝己、スティーヴ・フォックスはチャーのバックも担当した(こちらのドラムはロバート・ブリル)。
78年
「DENONライヴコンサート」でのスーパーセッション
2/19(土) 翌日のDENONライヴコンサートのリハーサル。
2/19(日) DENONライヴコンサート(FM東京)でミッキー、トミー・スナイダー、スティーヴがチャー、カルメン・マキらとセッション(「夢のスーパーセッション Jazz & Rock」前編)。
78年7月リリースのチャーのアルバム「Thrill」のB面にミッキー、スティーヴ、トミーが参加。
  演奏曲目:「あいつのBoogie」「Tomorrow is coming for me」「表参道」「Wondering Again」。
なお、トミーは「You Got The Music」「Tomorrow is coming for me」「Wondering Again」の3曲に作詞でも参加。
この頃トミーはチャーの家に泊りがけで曲作りに行ったりしていた。
チャーwithゴダイゴでの活動
6月末 ゴダイゴがチャーのバックバンドとして契約、7月からツアーのサポート及びNHK「レッツゴー・ヤング」等のテレビ出演のバックを務めることになる。
6/29(木) 東京・渋谷東横ホールで「チャーwithゴダイゴ」として「男だけのコンサート」を行う。
7/2(日) フジテレビ「ザ・ポップ」に出演(放映)。
7/2(日) 東京12チャンネル「ロックおもしロック」収録(7/16放映)。
7/3(月) 紅白歌のベストテン出演(生放送?)。
7/9(日) 日本テレビ「TVジョッキー」出演(生放送)。東京12チャンネル「ロックおもしロック」放映。
7/10(月)〜     7/17(月) 地方で合宿してツアー・リハーサル。
7/16 東京12チャンネル「ロックおもしロック」放映。
7/18 テレビ朝日「全国歌謡ネットワーク」出演。
7/19 日本テレビ「スター誕生」出演。
7/21(金)〜

8/28(日)

チャーと共に「Char Super Concert with GODIEGO in Summer」で全国24ケ所のツアー開始。このツアーは、ゴダイゴ単独のコーナーもセットされたものだった。 
7/21(金) チャーwithゴダイゴ ツアー(名古屋・愛知県勤労会館)。
7/22(土) チャーwithゴダイゴ ツアー(名古屋・愛知県勤労会館)。
7/23(日) 大阪・阿倍野プールで「営業」として演奏(チャーの回想インタビューより)。
東京12チャンネル「ロックおもしロック」放映。
7/26(水) チャーwithゴダイゴ ツアー(上田市民会館)。
7/27(木) チャーwithゴダイゴ ツアー(新潟県民会館)。
7/28(金) チャーwithゴダイゴ ツアー(秋田県民会館)。
7/29(土) チャーwithゴダイゴ ツアー(青森市民会館)。
8/1(火) チャーwithゴダイゴ ツアー(清水市民会館)。
8/2(水) チャーwithゴダイゴ ツアー(岐阜市民会館)。
8/3(木) チャーwithゴダイゴ ツアー(島根県民会館)。
8/4(金) チャーwithゴダイゴ ツアー(福山市民会館)。
8/5(土) チャーwithゴダイゴ ツアー(京都会館第一ホール)。
8/7(月) チャーwithゴダイゴ ツアー(高崎市民会館(音楽センター))。
8/8(火) チャーwithゴダイゴ ツアー(茨城県民文化センター)。
8/12(土) チャーwithゴダイゴ ツアー(高知市民会館)。
8/13(日) チャーwithゴダイゴ ツアー(岡山市民会館)。
8/14(月) チャーwithゴダイゴ ツアー(大阪厚生年金会館大ホール)。
8/15(火) チャーwithゴダイゴ ツアー(大阪厚生年金会館大ホール)。
8/17(木) チャーwithゴダイゴ ツアーが富山で予定されていたがキャンセル。
8/18(金) チャーwithゴダイゴ ツアー(福井文化会館)。
8/19(土) チャーwithゴダイゴ ツアー(金沢観光会館)。
8/20(日) 移動日
8/21(月) チャーwithゴダイゴ ツアー(熊本市民会館)。
8/22(火) チャーwithゴダイゴ ツアー(大分文化会館)。
8/23(水) チャーwithゴダイゴ ツアー(小倉市民会館)。
8/25(金) チャーwithゴダイゴ 武道館リハーサル。
8/26(土)
8/27(日) 早朝(あるいは26日深夜とも言える)日本TV24時間テレビ「愛は地球を救う」ミッドナイトロックフェスティバル(浅草劇場)出演(TV生中継)。
8/28(月) チャーwithゴダイゴ ツアー最終日(日本武道館)。
8/30(水) チャーwithゴダイゴでフジテレビ「ミュージック・フェア」収録。
8/31(木) 福岡九電記念体育館でTBSラジオ「ロッテであいまショー」公開録音。
9/5(火) 8/30収録の「ミュージック・フェア」放映。
9/10(日) テレビ朝日「出没!!おもしろMAP」(日曜夕方4時〜)で8/28のチャーとの武道館ステージの映像を放映( 清水国明・クーコとチャーのトークもあり)。
9/17(日) チャーwithゴダイゴでFM東京の「DENONライヴコンサート」に出演(生放送)。
9/25(月) チャーwithゴダイゴでNHK「レッツゴー!ヤング」収録。
10/8(日) 9/25収録のNHK「レッツゴー!ヤング」放映。
10/10(火) 日比谷野音で行われた「Guitar Wars」にチャーのバックとして出演。
ミッキー吉野はチャーにルイズルイス加部とのバンド結成を勧め、これにジョニー吉長が加わり「ジョニー・ルイス&チャー(後に「ピンク・クラウド」と改名)」が結成される。
「芸術祭コンサート」への出演
11/3(金) 文化の日にNHKホールで行われた文化庁主催の'78ミュージックフェスティバル「芸術祭奨励コンサート」(「ミュージック・フェア'78 華麗なるクロスオーバーの世界」と表現されている記事もある)に出演、組曲「威風堂々」を初めて演奏(TV収録)。 ジョニー・ルイス&チャーも同コンサートに出演していた。
79年
12/27 ジョニー・ルイス&チャーの武道館コンサートのゲストにミッキー吉野出現。
80年
ロサンゼルスでの「ストリート・シーン」への出演
10/11 ロサンゼルスのシヴィック・センターで開催された市制200周年記念イベント「ストリート・シーン」に参加(共演:渡辺香津美、ジョニー・ルイス&チャー、ビーチ・ボーイズ、チャック・ベリー等)。
84年
「ピンク・クラウド」のコンサートへのミッキーの出演
8/26 「本牧Jazz Festival」にピンク・クラウドが出演した際に、エディ藩とミッキー吉野がゲストで参加。
12/18 大阪厚生年金会館中ホールでのピンク・クラウドのコンサートに金子マリとミッキー吉野がゲストで参加。
85年
1/30 東京・渋谷公会堂でのピンク・クラウドのコンサートに金子マリとミッキー吉野がゲストで参加(「Pink Cloud」としてビデオ化)。
86年
4月 ミッキー吉野の音楽学校「PAN SCHOOL OF MUSIC」の開校にあたり、チャーが外部講師として名前を貸す。
86年
「パナソニック G1」のCMソングをトミー・スナイダーが担当(作詞・曲・歌)した際のバンドをチャーとミッキー吉野が担当した(ベースはポール・ジャクソン)。
チャーの回想インタビューでミッキー吉野との共演について「ミッキーの指名で入ってくるスタジオの仕事や、ポール・ジャクソンとかのセッションにギターで参加したりしたかな」と語っている。
98年
10/3(土) ミッキー吉野のライヴ「Mickey Yoshino Live with His Friends(渋谷クアトロ)」にチャーが出演。
チャーのツアーにミッキーが参加
12/4(金) "Char '98 Let It Blow"(名古屋ダイヤモンドホール)。
12/5(土) "Char '98 Let It Blow"(名古屋ダイヤモンドホール)。
12/7(月) "Char '98 Let It Blow"(大阪厚生年金会館)。
12/10(木) "Char '98 Let It Blow"(東京・NHKホール)。
12/16(水) "Char '98 Let It Blow"(熊本Live Base Crew)。
12/17(木) "Char '98 Let It Blow"(福岡Drum Logos)。
99年
ツアーに引き続き、ミッキー吉野がチャーのレコーディングに参加。
99年3月リリースの「I'm gonna take this chance」収録の「Leagal Fiction」と「Looks so tight also fragile」。
05年
12/30(金) 横浜モーション・ブルーで行われた「トミー・スナイダー・アンド・フレンズ」のライヴでトミー・スナイダー/チャー/ミッキー吉野が共演。
12/31(土) 横浜モーション・ブルーで行われた「トミー・スナイダー・アンド・フレンズ」のライヴでトミー・スナイダー/チャー/ミッキー吉野が共演。
            

 

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