GODIEGO LIVE ON TV

PROGRAM
24時間テレビ 愛は地球を救う(日本テレビ) '79 夜明けのロックフェスティバル
ON AIR DATE
1979年8月26日(日) 1:00〜2:00

SONGS

01 マジック・カプセル/Magic Capsule
02 プログレス・アンド・ハーモニー/Progress and Harmony
03 はるかな旅へ/Where'll We Go From Now
04 銀河鉄道999/The Galaxy Express 999
05 ビューティフル・ネーム/Beautiful Name
06 ガンダーラ/Gandhara
07 トライ・トゥ・ウェイク・アップ・トゥ・ア・モーニング/Try to Wake Up to A Morning
08 組曲:威風堂々/ Suite: Pomp and Circumstance
REVIEW
79年8月25日から26日にかけて放映された第二回24時間テレビの中で、深夜の浅草国際劇場から生中継された「夜明けのロックフェスティバル」にゴダイゴが出演したもの。

ゴダイゴは前回に続きコンサートのオープニングで演奏した。

まずは冒頭でゴダイゴ、大橋純子&美乃家セントラルステーション、スペクトラム、サザン・オールスターズの順で紹介され、それからゴダイゴの演奏となった。

同時期のライヴ・アルバム「マジック・カプセル」と重なる曲が多いが、同アルバムはミキシングでかなりサウンドを整理しているのに対し、この放送では(生中継ということもあり)もっとライヴ感あふれるものになっている。

「マジック・カプセル」はテレビでは4回程演奏されたが、これがおそらく最初の演奏である。
演奏自体は完成されているが、「Reach out〜」のパートの最後の「Color it with your heart〜」の「heart」で声を張り上げずにオクターブ下で歌っている。 「プログレス〜」「はるかな旅へ」は共に浅野孝己のギター・ソロがフィーチュアされた演奏。「ビューティフル・ネーム」は真夜中のコンサートで子供が少ないにも拘らず、しっかり歌合戦をやっている。

同年の「24時間テレビ」テーマ曲だった「トライ・トゥ・ウェイク・アップ・トゥ・ア・モーニング」の後、このライヴのクライマックスとして「組曲:威風堂々/ Suite: Pomp and Circumstance」が演奏される。
タケカワユキヒデの伸びやかなヴォーカルと浅野氏のシャープなギターを始めとする圧倒的な演奏が合わさって、ゴダイゴのライヴ映像の中でも1・2を争う名演だった。

浅野孝己はグレコ GO-III1500-Nのプロトタイプをメインに使い、ビューティフル・ネームとガンダーラでは12弦のグレコGO-II1000DS-Nを弾いている。
スティーヴ・フォックスはウォルナット-マホガニー−ウォルナットボディのグレコGOB-II 950で通している。
トミー・スナイダーはTAMAの2バスに(オクタバンも含め)画面には入りきらない程のタムを並べている。
そしてミッキー吉野のキーボードはヤマハCP-70B(エレピ)とWLM HIT Prototype(オルガン)。WLMは映画「マジック・カプセル」の撮影用に白く塗られてしまう前の状態。CPの上にはRolandのJupiter-4が載っており、「組曲 威風堂々」のイントロ等でワイルドに 弾き倒されている。WLMの上には、Roland VP-330 Vocorder Plusがセットされていて、「マジック・カプセル」の「Reach out〜」コーラスはこれを使用したミッキーによるもの。

 

CREDITS
Players G-Personnel : MarkIII
タケカワユキヒデ: Vocal
ミッキー吉野: Keyboards, Vocal
浅野孝己: Guitars, Vocal
スティーヴ・フォックス: Bass, Vocal
トミー・スナイダー: Drums, Vocal
 
ゴダイゴ・ホーンズ(第二次)
 ・岸本博: Trumpet
 ・永井真: Trumpet
 ・井口秀夫: Trombone
 ・松風鉱一: Sax
 

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