プロミス・アット・ドーン(PROMISE AT DAWN)

クレジット Yoko Narahashi-Yukihide Takekawa
主な音源/演奏メンバー アワー・ディケイド ゴダイゴ MarkIII
コメント ゴダイゴのオリジナル曲。 リード・ヴォーカルはタケカワユキヒデ。

アルバム「アワー・ディケイド」のエンディングを飾る曲である。
アルバムのライナーノーツに書かれたコメントは次の通り。
「70年代の初めには"Progress & Harmony"に込められた私達の誓いがあった。この歌は、私達がその誓いを決して忘れてはならないという、私達自身へのいましめでもある。」

浅野孝己のアコースティック・ギターとラリー寿永のパーカッションを中心に、しっとりと歌うタケカワユキヒデのヴォーカルで始まり、ベース、ドラムそしてオルガンが入ってくる。しかしそのサウンドはどこか寂しい雰囲気に包まれている。トミー・スナイダーの奏でるフルートがそれをより強調している。

エンディングはそのフルートのメロディが繰り返されてフェードアウトしていく。そこに1曲目の「プログレス・アンド・ハーモニー」がアップテンポのリフレインとして入ってくることで、かろうじて希望は未来につながれる。

アルバム発表時のライヴでは採り上げられることもなく、「アワー・ディケイド」の中では比較的地味な曲との印象が強かった。しかし、この曲に新たな息吹を吹き込んだのは81年に入り、この曲がコンサートのオープニング・メドレーの一部としてアレンジされなおされた時のことである。
このメドレーは80年3月のポートピア開幕コンサートでも演奏された他、81年5月の「デンオン・ライヴコンサート」(FM東京)でも聴くことが出来るので、当時のファンには比較的馴染みの深いものである。
インストゥルメンタルの「ディザイア」から引き続いて、ドラマティックなギターのフレーズで始まる。
メロディはアルバム収録版のフルートのメロディと同じなのだが、浅野の深いディレイをかけたオーバードライヴ・ギターは、この曲の雰囲気を一転させている。この新しいアレンジでは、ヴォリューム・ペダルを巧く使って、浅野の泣きのギターが前面に押し出されている。ヤマハのCPを弾きながら歌うタケカワのヴォーカルに寄り添うようなミッキー吉野のキーボード・ワークはプログレの香りを漂わせている。

ディザィア(欲望)〜プロミス・アット・ドーン(夜明けの誓い)〜フューチャーズ・コーリング(未来が呼んでいる)という流れは、「組曲」であると言えると共に、後期のゴダイゴの演奏力の高さを示す名演と言えるだろう。

 

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