イージー・ライダー(EASY RIDER)

クレジット Yoko Narahashi-Yukihide Takekawa
主な音源/演奏メンバー アワー・ディケイド ゴダイゴ MarkIII
コメント ゴダイゴのオリジナル曲。 リード・ヴォーカルはタケカワユキヒデ。

アルバム「アワー・ディケイド」に収録されている。

歌詞はポジティブで明るいものだが、サウンドは陰りのあるもので、これは映画「イージー・ライダー」を知らない人にはわかりにくいかもしれない。

浅野孝己のナチュラル・トーンのギターがフィーチュアされている。アームやヴォリューム・ペダルを使って、不安感をあおるようなバッキングや、ギター・ソロもアタックを効かせたピッキングが閉塞感を煽っている。

アルバムのライナーノーツに書かれたコメントは次の通り。
「 希望あふれるその開幕とは対照的に、冷酷な現実をまざまざと見せつけられるような急激な動揺が起こった。それは、自分たちなりに平和を追い求めようとする二人の気のいいヒッピーが、突然、権力によって撃ち殺されるという、鮮烈な内容を持った映画「イージー・ライダー」で描かれたとおりだ。」

ライヴでは演奏されなかったようで、放送音源も残っていない。

 

その他

映画「イージー・ライダー」は69年製作のアメリカン・ニュー・シネマの代表作のひとつである。

出演はピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソンで、フォンダが製作、ホッパーが監督も担当している。
マリファナの密輸でひと稼ぎしたキャプテン・アメリカ(フォンダ)とビリー(ホッパー)は、大型バイクを手に入れてロス・アンジェルスを離れ「自由」を求める旅に出た。
しかし自由の国アメリカは必ずしも彼らヒッピーを快く受け入れる訳ではなく、行く先々でトラブルに巻き込まれる。途中で意気投合した酔いどれ弁護士ジョージ・ハンセン(ニコルソン)もリンチに遭い惨殺される。それでも彼らは自由を求め走り続ける。しかし、対向車からふいに発砲された銃弾が彼らと映画の幕を下ろす。

ライナーで書かれているように「権力によって撃ち殺された」のではなく、すれ違う地元の農民と思しきトラックから銃口は突き出されているのだ。

なお、この映画は出演者やスタッフがマリファナでトリップする中で製作されており、劇中にもそういうシーンは出てくる。
奈良橋陽子の歌詞もTripやGetting higher等マリファナを意識したフレーズが散りばめられている。
訳詞では今ひとつそのニュアンスが伝わりにくいが、そもそもバイク乗りが「海から海へ航海する」はずはないので、この唄自体がドラッグ・ソングという捉え方も出来るのではなかろうか。

 

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