イエロー・センター・ライン(YELLOW CENTER LINE)
クレジット | Yoko Narahashi - Yukihide Takekawa | |
主な音源/演奏メンバー | シングル「僕のサラダガール」(B面) | ゴダイゴ MarkI |
ゴダイゴ(組曲:新創世紀) | ||
THE WATER MARGIN (UK盤) | ||
コメント | ゴダイゴのオリジナル曲。
リード・ヴォーカルはタケカワユキヒデ。
デビュー・シングル「僕のサラダガール」のB面に収録され、1stアルバム「
ゴダイゴ(組曲:新創世紀)」にも収められているゴダイゴ初期の名曲の一つ。 タケカワユキヒデがソロ時代に作った曲で、ゴダイゴの前身であるタケカワとミッキー吉野グループ時代から演奏されており、1stアルバム収録曲の中でゴダイゴ(MarkI)がレコーディングした最初の曲である。
イントロなしで、ヴォーカルがピアノと共に飛び込んでくる印象的な出だしで、ピアノはタケカワが弾いている。ゴダイゴ最初期のライヴやテレビ・ラジオ出演時でも、タケカワ
がピアノを弾き語り、ミッキーがオルガンを演奏していた。
途中からギター、ベース、ドラムそしてミッキーのオルガンが入ってきて、各楽器が絶妙に噛みあったバンド・サウンドとなる。間奏のソロはミッキーのオルガン
で、彼のオルガンと浅野孝己のギターのオブリガードがキマった名演である。 奈良橋陽子の北軽井沢の霧深い山路でのドライブの恐怖感の体験を元に作詞されたというが、タケカワはそのことはあまり意識していなかったらしく、曲の感じはあまりそれを感じさせないポップなメロディとなっている。
シングルとアルバムではテイクは同じだがヴォーカルのエコー等ミックスがやや異なる。具体的には、次の4点である。 75年6月にFM東京の「デンオン・ライブコンサート」にタケカワとミッキー吉野グループが出演した際に既にこの曲が演奏されている。 76年4月にゴダイゴでこの番組に再出演した際や、その頃のテレビ出演時(NHKのレッツゴーヤング等)にも演奏された。
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その他 |
1976年にATG映画「青春の殺人者」の中で使用された。
70〜80年代のゴダイゴのプロデューサーだったジョニー野村は、「ゴダイゴ
永遠のオデュッセイア」(1980年徳間書店刊)の中で、作詞を担当した奈良橋陽子(ジョニーの当時の奥さん)のエピソードを次のように語っている。 2006年秋のコンサートでは、スティーヴがMCをしている間にタケカワがそっとミッキー吉野の側に移動し、MCが終わった途端に彼のピアノ弾き語りでこの曲を演奏し始め、ファンを狂喜させた。
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