血塗られた街((Crime is) The Sign of the Times)
クレジット | Yoko Narahashi-Mickie Yoshino | |
主な音源/演奏メンバー | デッド・エンド | ゴダイゴ MarkIII |
12インチシングル「デッド・エンド」 | ||
コメント | ゴダイゴのオリジナル曲。
リード・ヴォーカルはタケカワユキヒデ。
アルバム「デッド・エンド」だけではなく、ゴダイゴの全曲中最もハードな部類に入る曲。 奈良橋陽子が昔シアトル在住中にテレビのニュースで知った拳銃乱射事件をモチーフに詞を書いたもの。 イントロから、浅野孝己のギターが「ギャーン〜キヤーン〜ギュウウ〜ン〜ンニャウンニャ〜ン」と唸っている。 このイントロはスティーヴ・フォックス著「Who am I?」によればスティーヴのアイディアによるものらしい。 ファンクラブ会報27号では浅野氏が「おもいでの曲」のトップに挙げ、「レコーディングのときのものすごいエピソードがあるんです。感じが出せないでいると、ジョニー(野村)がつかつかとやってきてぼくの首をしめるんです。そして 『この苦しい感じをギターであらわせ!』というんですね。ミュージシャンは命がけだと思ったな」と語っている。 この時、ミッキー吉野は雰囲気を出すために照明を暗くして、浅野氏にスポットを当てて音の世界に没入させ、ミッキーは傍らでアドバイスを、スティーヴはコンソールの前で駄目出しをすることで、テイクを完了させたとのこと。 浅野氏は元々「狂気」を特徴としないタイプのギタリストだけに、大変だったと思われる。 エンディングではトミー・スナイダーのシャウトと長いドラムソロが聴ける。 ファンクラブ会報10号の78年3月27日九段会館のコンサートのセットリストでは同曲が演奏されている。 また、吉澤洋治は「アメリカに行く時に(この曲を)練習した」とファンクラブ会報32号で語っているので、80年のロスアンジェルスでの「ストリート・シーン」で演奏した可能性がある。 放送音源では確認されていない。 プロモーション用の12インチシングルにも収録されており、こちらはテイクは同じだが、コーラスやシンバルにかかったフランジング等のミックスが一部異なる (正確には(ミッキーによれば)ミックス前のものらしい)。
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その他 |
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