「群集の中の疲れ果てた顔、それは自分の顔だった」と言う現代社会の無個性化、画一化を警告した歌詞と重厚なシンセで彩られたサウンドで、かなり「重たい」味のする曲である。

構成はシンプルだが、サビを何回も何回も繰り返すことで、アルバム「デッド・エンド」中最も演奏時間の長い曲になっている。わざわざ重たい曲を伸ばすことにより、リスナーによりその倦怠感の効果を強く与えようという意図があるのではないかと推測される。

放送音源では78年2月5日のFM東京「DENONライヴ・コンサート」で演奏されている。

ファンクラブ会報10号の78年3月27日九段会館のコンサートのセットリストでは同曲が演奏されたことになっている。