シンフォニカ(SYMFONICA)

クレジット Yoko Narahashi-Yukihide Takekawa
主な音源/演奏メンバー 日立マクセルCM ゴダイゴ MarkIII
シングル「ナウ・ユア・デイズ(「シンフォニカ」と両A面)」
CMソング・グラフィティ
コメント ゴダイゴのオリジナル曲。 リード・ヴォーカルはトミー・スナイダーとタケカワユキヒデ。

日立マクセル(株)のCMソングとして製作され、「ナウ・ユア・デイズ」とのカップリングでシングルでもリリースされた。また、テレビ朝日の「地球は音楽だ!!」のテーマ曲としても使用された。

CM及び「地球は音楽だ!!」のテーマ曲に使用されたテイクは、77年1月の浅野良治脱退後、トミー・スナイダーが参加するまでの間に セッション・ドラマーを起用してレコーディングされたものである。 この頃は、村上ポンタ、ロバート・ブリル、嶋田吉隆、鈴木ウータン等がセッションに参加していた。

レコードに収録されているのは、トミー・スナイダーが日本に来て一週間位した時点で制作されたゴダイゴMarkIIIの初録音曲である。

イントロでチャーチ・オルガン風のコードと共にトミーとタケカワのヴォーカルが絡み合って入ってきて、チャーが「プログレっぽい」と評した初期のゴダイゴの特徴である変拍子のキメの後、ノリの良いアップテンポの曲が始まる。
トミーのドラムはとにかく弾んでいて、勢いが感じられる。ミッキー吉野のオルガンとピアノのバッキングもカッコ良いが、実はこの曲を引っ張っているのはスティーヴ・フォックスのベースラインである。 
イントロのキメから、Aメロのリズム・キープ、サビでそれを解き放っていくところへと、このベースラインがなければこの曲は存在しないといっても過言ではない。

ライブでは77年8月の北志賀ハイランドでのコンサートや78年3月の九段会館コンサート等ライブでも時々やっていたらしいが、正規のライヴ・アルバムには収録されていない。

放送音源では、80年のクリスマス・イブに放映された 「ゴダイゴ・イン・クリスマス」(東京12チャンネル)の中のメドレーで少しだけ演奏されている。他には放送音源等の形では残されていない。

「CMソング〜」のライナーでのタケカワのコメントは「Searching for〜って出てくる、Tommyの声が何とも、印象的でね。この曲の録音は、Tommyが日本に来て、一週間ぐらいの時だったはずなんだけど、よくやってるね。」である。

 

その他

 

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