ホワット・ディド・ユー・ドゥ・フォー・トゥモロウ(WHAT DID YOU DO FOR TOMORROW)

クレジット Marco Bruno-Yukihide Takekawa
主な音源/演奏メンバー 日立製作所イメージCM ゴダイゴ(MarkIII)
CMソング・グラフィティ
コメント ゴダイゴのオリジナル曲。 リード・ヴォーカルはタケカワユキヒデ。

77〜80年頃にかけてTBSの「ザ・ベストテン」等でオンエアされていた日立製作所のイメージCM用に製作された。同CMは夢を追う若者にそれぞれスポットを当てて、最後に英語の短いコピーがタイプを打つ様に画面に表示されるというシリーズもののCMだった。
曲もCMの長さにあった短いがクールな名曲で、ゴダイゴ・ファンの人気も高い。

イントロのシンセ(ミッキー吉野はローランドのシンセをイコライジングして、ミニムーグの様なサウンドを作り上げている)が凄く印象的で、跳ねるリズムのAメロから、例によって浅野孝己のオブリガードがカッコ良いBメロ、そしてサビのCメロはCSN&Yかスリー・ドッグ・ナイトかという感じのタケ カワの多重録音によるヴォーカルがキマっている。

78年の九段会館コンサート(ファンクラブ会報10号のセットリスト)や79年12月6日の群馬音楽センター等のライブで演奏されたことがあるらしい 。78年にゴダイゴが東京12チャンネルの「ロックおもしロック」に出演した時に、この曲を演奏している。この時はイントロを引き伸ば したり、ミッキーのオルガン・ソロを入れたりとやや長めに演奏している。

ちなみに「CMソング〜」のライナーでのタケカワのコメントは「これは、何故か、一つだけ、短いタイプが入っているね。実は、これ、長いタイプは創れなかったというのが真相らしく・・・・・・」である。

 

その他 作詞のマルコ・ブルーノは日本在住のオーストリア人で、CMの作詞・作曲を始めコピライター、訳詞・字幕翻訳、童話・新聞連載等の著作、カメラマン等多彩な活躍をしていた才人。現在では、著作・市民運動を通じて日本の犬の飼い主の啓蒙活動に力を入れている。
「イン・ユア・アイズ」や、77〜78年頃にサミー・デイヴィス・ジュニアによる「サントリー・ホワイト」のCMソングをミッキーが作曲した時の作詞もブルーノである。

 

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