ゴダイゴ名義のアルバム「CMソンググラフィティ」にも収録されている。 75年の夏にサンヨー商会のCMソングとして製作され、販促用シングル（「サンヨーBGM特集」）として配布された（ゴダイゴBOXライナーより）。同ライナーによれば、タケカワの初めてのCMソングとなっている。同曲はタケがミッキー吉野グループと活動を共にする前に制作されており、演奏にはミッキー吉野も含めゴダイゴのメンバーは誰も参加していないらしい。 サウンドはピアノをメインとした音をバックに、タケが朗々と歌い上げるもの。　若き日のタケのヴォーカリストとしての充実が覗える録音である。

「CMソング〜」のライナーでのタケカワのコメントは「このアルバムの中では唯一、僕の他には、ゴダイゴのメンバーの誰も参加していない曲、それも、そのはず、この時の録音は、まだ、ゴダイゴは、影も形もなかったのだから。しかし、それでも、このアルバムはゴダイゴのアルバムなのだ。こんな事書いてもいいのだろうか･･････。」である。

作詞のマルコ・ブルーノは日本在住のオーストリア人で、CMの作詞・作曲を始めコピライター、訳詞・字幕翻訳、童話・新聞連載等の著作、カメラマン等多彩な活躍をしていた才人。現在では、著作・市民運動を通じて日本の犬の飼い主の啓蒙活動に力を入れている。
「ホワット・ディド・ユー・ドゥ・フォー・トゥモロウ」や、77〜78年頃にサミー・デイヴィス・ジュニアによる「サントリー・ホワイト」のCMソングをミッキーが作曲した時の作詞もブルーノである。