ナウ・ユア・デイズ(NOW YOUR DAYS)

クレジット Yoko Narahashi-Yukihide Takekawa
主な音源/演奏メンバー 日本石油CM ゴダイゴ MarkIII(トミー・スナイダー加入前)
シングル「ナウ・ユア・デイズ(「シンフォニカ」と両A面)」 ゴダイゴ MarkIII
CMソング・グラフィティ
コメント ゴダイゴのオリジナル曲。 リード・ヴォーカルはタケカワユキヒデ。

日本石油のCMソングとして製作され、「シンフォニカ」とのカップリングでシングルでもリリースされた。

CMはオフロードをジープが爆走するバックでアップテンポの同曲が流れるというもので、かなりクールだったらしい。

初期のファンクラブ会報には"Now Your Days are Here"として楽譜が掲載されている。

とにかくミッキー吉野のキーボードが大活躍で、イントロのオルガン、ピアノの力強いバッキング、間奏の華やかなシンセソロで、アレンジもチャーが「ゴダイゴの曲はキメが多い」と言っている通り、かなりリズムが凝っている。初期の名曲のひとつである。

CMに使用されたテイクは、77年1月の浅野良治脱退後、トミー・スナイダーが参加するまでの間にセッション・ドラマーを起用してレコーディングされたものである。 この頃は、村上ポンタ、ロバート・ブリル、嶋田吉隆、鈴木ウータン等がセッションに参加していた。

レコードに収録されているのは、トミー・スナイダーが日本に来た後に制作されたものである。

途中でリズムがブレイクして、浅野孝己の重厚なギターソロ(チョーキングでクィーン、クィンクィンクィーンとやっている)が入る。 この時のギターの音と"Now Your Days"のコーラスのミックスがシングル版とアルバム版では異なる。 現在CDでリリースされているものは「シングル・コレクション」も含めてアルバム版に統一されているらしい。

ライブでは77年8月の北志賀ハイランドでのコンサート等で演奏されていたらしいが、放送音源等の形では残されていない。

「CMソング〜」のライナーでのタケカワのコメントは「CMの録音よりは少しテンポが早いけれど、その分、乗ることは間違いなし。浅野のヘビーなソロが聞けるよ」である。  

 

その他

シングル版とアルバム版のミックスの相違点についての意見を総合すると、 次のとおりとなる。
1.全体的にミックス/セパレ-ションが違う(アルバムの方が狭い)。
2.シングルの方が間奏のコーラスのバランスが大きい。
3.シングルはギター・ソロにダブルのディレイがかかっている。

 

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