GODIEGO DISCOGRAPHY

TITLE
The Water Margin (イギリス盤)
DATA
1978年3月3日
SATRIL SATL-4009



 

SONGS

A01 想い出を君に託そう/If You are passing by that way
02 イエロー・センター・ライン/Yellow Center Line
03 マジック・ペインティング/Magic Painting
04 憩いのひととき/It's good to be home again
05 水滸伝のテーマ/The Water Margin
. 組曲: 新創世紀/Suite: Genesis
06 誕生/Creation
07 女王の唄/Queen's Song
08 恋する男の嘆き/Lover's Lament (Sacrificial Blues)
09 母と子/Mother and Son
10 男たちの凱歌/The Huddle
11 釈迦の歌/Buddha's Song
REVIEW

ゴダイゴのイギリスでのファースト・アルバム(サトリルよりリリースされた)。

77年当時BBCで放映されていた日本テレビ開局20周年TVドラマ「水滸伝(The Water Margin)」(主演:中村敦夫他)の主題歌をゴダイゴが演奏しており(「The Water Margin」:水滸伝のテーマ:A面は同曲の日本語ヴァージョンであるピート・マック・ジュニアの「夜明けを呼ぶもの」)、全英シングル・ヒットチャート(Music Week)の37位まで上がったことで、アルバム発売となったもの。

「Music Week」は78年1月21日号で「The Water Margin」のLPリリースの記事を掲載している。 「西遊記」のライナーノーツによれば、イギリス及びヨーロッパで発売されたことになっている。 ちなみにファンクラブ会報9号では、前述「Music Week」78年1月21日号の記事を掲載しており、日本コロムビアの清水ディレクターの話として、「The Water Margin」は78年3月3日にイギリスと西ドイツでリリース、次いでヨーロッパ全地域で発売予定と書いている。西ドイツ盤の発売は確認されていないが、フランス盤は確認されている(西ドイツ盤もシングルは確認されている)。
「If You Are Passing By That Way」のポルトガル盤シングルには、「『The Water Margin』からのシングル・カット」という趣旨のシールが貼ってあるので、ポルトガルでもアルバムが出ているものと推測される。スペインのオークションでも出品されたことがある。

「ゴダイゴ(新創世紀)」から、「僕のサラダガール」を「水滸伝のテーマ」に差し替えてある。

このLPからは既発の「水滸伝のテーマ」の他に「想い出を君に託そう」(c/w「男たちの凱歌」)がシングルカットされている。

 

EPISODES
ジャケットは"Rising Sun"をイメージさせる日本のバンドの海外盤としては非常に優れたものだが、実はこの海外盤用に新規に作られたものではなく、デビュー・アルバム「新創世紀」の一部に小さく写っていたもの。

LPのみの発売で、CD等では復刻されていない。アルバムもそれなりに売れたらしく、イギリスの中古インターネットサイトではまだその名前を見ることが出来る。

  

CREDITS
Producer ジョニー野村
Engineer 三尾喜夫 & Philip Toynbee
Arranger ミッキー吉野 (except 4 by 石川鷹彦 & タケカワユキヒデ)
Players G-Personnel : MarkI & MarkII 他
タケカワユキヒデ: Vocal, Piano (on 2, 6 & 7), Merotoron (on 3)
ミッキー吉野: Keyboards
浅野孝己: Guitars
スティーヴ・フォックス: Electric Bass, Vocal
長岡道夫: Bass (on 5)
浅野良治: Drums (on 1)
鈴木ウータン正夫: Drums (on 5) 
原田裕臣: Drums
  
石川鷹彦: A. Guitar (on 4)
坂本めぐみ & 上村純子: Backing Vocals
Designer & Photographer Art Direction: Shingo Kaname
Photograph: Masatada Nagaki & 加納政明

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