GODIEGO DISCOGRAPHY

TITLE
平和組曲/Suite: Peace
DATA
1984年9月21日
日本コロムビアAF-7312

リリース当初約 4千枚のセールス。チャート48位(オリコン)。

 

SONGS

A01 平和組曲/Suite: Peace
02 カモン・エヴリバディ/C'mon Everybody
03 テイク・イット・イージー/Take It Easy
B04 ガール・イン・ア・ハリー/Girl in a Hurry
05 ラヴ・ユーティル・ザ・デイ・アイ・ダイ/Love You till the Day I Die
06 ホールド・ミー/Hold Me
07 ユー・ゴット・ア・フレンド/You Got a Friend
REVIEW

ゴダイゴの3rd ライヴ・アルバム。

スタジオ録音未発表曲から選曲されている。
 「平和組曲」は従来「組曲:威風堂々」としてステージで良く演奏されていたもので、長らく発表が待たれていた。
これのみスティーヴ・フォックス在籍時のメンバー(MarkIII)による演奏で、それ以外は吉澤洋治が参加しているMarkVによるもの。 

「テイク・イット・イージー」は初期のゴダイゴのステージでオープニングによく使用されていた(79年の武道館のオープニングもこの曲)名曲で、今でもミッキー吉野のライヴでよく演奏されている。

「平和組曲」は79年4月26日前橋群馬県市民文化会館収録で、「ガール・イン・ア・ハリー」は81年7月21日豊田市豊田市民文化会館、それ以外は83年12月6日東京 芝郵便貯金ホールでの収録。

ギターのバランスと音が今一つ良くないが、ミッキー吉野のキーボード・ソロ、トミーのドラムソロ、そして吉澤洋治のベース・ソロなどライヴならではの演奏が入っていることで価値は高い。

但しゴダイゴのライヴにありがちなオーバーダビングをかなり加えている点は批判したい。
「テイク・イット・イージー」もオリジナルのショルダー・キーボード(Roland SH-101)によるソロの音に重ねてRoland Jupiterでソロがダビングされている。実際のライヴではショルキーということもあり、ミッキーはヴィジュアル重視の早弾きに徹しているが、ダビングしたプレイではレコードでのモンキーマジックばりに構成を考えたプレイになっている。

曲としては「ユー・ゴット・ア・フレンド」の様にハーモニーを生かした曲があるのが貴重。 何と言っても、ゴダイゴのレパートリーの中では屈指の名曲と言われる「威風堂々」を収録していることは当時は大書すべきことであった。

 

EPISODES
「ガール・イン・ア・ハリー」が録音された豊田市豊田市民文化会館でのライヴは当時東海テレビで放映されたが、この曲は入っていない。理由はタケカワユキヒデがサビの入り方を間違えているためで、1コーラス目と2コーラス目でブリッジの入り方が違うゴダイゴならではの話である。

ライナーは歌詞及び、ジャケットを飾っている絵を描いたロシアの画家であるユーリ・ヴァシリエフ(Yuri Vasiliev)とジョニー野村の出逢いについてのコラムのみ。

このアルバムに収められた 「平和組曲」の作曲者の一人としてE.Erugerがクレジットされている。この曲(=「威風堂々」)の主題を作曲しているサー・エドワード・エルガーは正しくはSir Edward Elgarと綴られるべきである。 これは著作権者に使用が認められなかったことに対するミッキー吉野達のシャレである(当初、「組曲:威風堂々」はライヴ・アルバム「マジック・カプセル」に収録予定だったが著作権者の許可が下りず、エルガーの死後50年を経過した1984年にリリースしたもの。正確には英国の著作権については第二次世界大戦による中断(戦時加算)があるため、1984年時点ではまだ有効だったのだが、当時は既に問題にならなかったらしい)。

当初はLP、カセット(CAR-1319)での発売。後にCD (Q盤)で復刻された(95.2.21/COCA-12374)が、これはジャケット及びライナーの一部が省略されている。このQ盤も現在は生産されていないが、CD-R盤での入手が可能である(2001.10.21/COR-12374)。

     

CREDITS
Producer GODIEGO
Engineer 鈴木 慶三 & 今野健司
Arranger ミッキー吉野
Players G-Personnel : MarkIII &V
タケカワユキヒデ: Vocal
ミッキー吉野: Keyboards, Vocal
浅野孝己: Guitars, Vocal
スティーヴ・フォックス: Bass ( on 1)
吉澤洋治: Bass, Vocal
トミー・スナイダー: Drums, Vocal
  
ゴダイゴ・ホーンズ(第三次)
・Swami ひろし: Trumpet ( on 1)
・永井真: Trumpet ( on 1)
・井口秀夫: Trombone ( on 1)
・松風鉱一: Sax, Flute ( on 1 & 4)
 
Designer & Photographer Cover Painting: ユーリ・ヴァシリエフ

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