GODIEGO DISCOGRAPHY

TITLE
魔法のあかり
DATA
1982年2月1日
日本コロムビア AH-169



 

SONGS

A 魔法のあかり/Let It Burn
B アラジンのランプ/Genie of the Lamp
REVIEW
ゴダイゴの20thシングル。

東映動画製作のアニメ映画「アラジンと魔法のランプ」の主題歌として製作された。

ファンクラブ会報28号でこのシングルの特集が組まれている。
ミッキー吉野は、「(アラジンと魔法のランプは)小さい頃読んだ時は変わっているなぁ、と思っただけなんだけど。あれはもっと壮大な話なんだね。僕のイメージは風の様な感じでね。そんな風に作りたかったね。A面は炎と風の雰囲気を出したいと思った。ギター中心でピアノはあまり使っていないね。B面は映画ということを考えたイントロや終わりになっていて、どっからともなく強いものが出てくる様なアレンジ」と語っている。
タケカワユキヒデによれば、最初は「アラジン〜」の方を主題歌にするつもりで作ったが「魔法のあかり」の方が出来が良かったので急遽こちらをA面にしたそうである。 また、ミッキーは「映画の場合、先に音ができているといい場合もあるんで、台本からイメージを膨らませて作りました。だから、その時のイントロとレコードに入っているイントロは変わっているわけ。(中略)レコードではいきなりギーンと入ってくるんだけど、ステージでは構成上曲とのつながりの中で自然に入ってくるようにしていますね。」とも語っている。

 

EPISODES
本シングルに収められたヴァージョンと、実際に映画で使用されたものは別のアレンジである。 最初に曲を作り、それを元に映画が出来たらしい(この辺りは「ハウス」に似ている)。その後アレンジを変えてシングル版が出来た。
映画版はエレキギターのイントロの代わりに、12弦ギターのコード・ストロークでフェード・インしてくる(81年のDENONライヴコンサートや豊田市でのライブなどで演奏されたのがこのヴァージョン)。

イントロでエレキ・ギターとガット・ギターのアンサンブルが聞けるが、エレキが浅野孝己、ガット・ギターが吉澤洋治である。

TV出演時やライヴではタケカワユキヒデがオベイションのエレアコを弾いていた。 キーがF#mなので、最初は手がつりそうになりながら弾いたとのこと。 浅野孝己はステージでは白いグレコのブギーのダブルネックを良く使っていた。

ライヴでは両曲の英語版も披露している。

 

CREDITS
Producer ジョニー野村 & GODIEGO
Engineer クレジットなし。
Arranger ミッキー吉野
Players G-Personnel : MarkV
タケカワユキヒデ: Vocals
ミッキー吉野: Keyboards
浅野孝己: Guitars
吉澤洋治: Bass
トミー・スナイダー: Drums
Designer & Photographer クレジットなし。
 

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