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GODIEGO DISCOGRAPHY |
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TITLE |
| カトマンドゥー/Kathmandu | |
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| 1980年10月1日 日本コロムビア AF-7001 リリース当初約 3万 2千枚のセールス。チャート9位(オリコン)。 |
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SONGS |
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| A01 | (カミング・トゥゲザー・イン・)カトマンズ/Coming together in Kathmandu |
| 02 | ホェン・アイ・ゲット・ゼア/When I Get There |
| 03 | シルク・アンド・スパイス/The Road of Silk and Spice |
| 04 | キャラヴァンサライ/Caravanserai |
| 05 | ナマステ/Namaste |
| B06 | レイディ・ライディ/Leidi Laidi |
| 07 | ストーン・ドライ/Stone Dry |
| 08 | イメージズ・オヴ・ミステリー/Images of Mystery |
| 09 | ウェイヴ・グッド・バイ/Wave Good-bye |
| 10 | (カミング・トゥゲザー・イン・)カトマンズ/Coming together in Kathmandu(日本語版) |
| REVIEW |
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ゴダイゴの5thアルバム。
シルクロードへの旅を「再発見の旅」と位置付け、その成果として発表されたコンセプト・アルバム。
サウンド的には音数を減らしてすっきりした仕上がりになっている。 「ホェン・アイ・ゲット・ゼア」や「ウェイヴ・グッドバイ」など、エスニック色の薄い曲の方が完成されており、「シルク・アンド・スパイス」や「レイディ・ライディ」はむしろ発表後にライヴで民俗音楽色を抜いた時の演奏の方が良くなっている。 このアルバムの収録曲でシングル・リリースされた「カトマンズ」と日本語版がシングル・リリースされた「ナマステ」が本アルバムの、ひいてはこの時期のゴダイゴの弱点を象徴している。サビの部分に聞きなれない外国の言葉が入っている「ユートピア賛歌」という意味で「ガンダーラ」と同じコンセプトである。「ガンダーラ」はそのサウンドの斬新さがアピールしてヒットしたが二度・三度と繰り返されればその斬新さは薄れてくる。ゴダイゴのサウンドは、ミッキー吉野のアイディアを「コンセプト・アルバム」というフィルタを通して幾通りにも表現するところにあったのだが、このアルバムに関しては「コンセプト・アルバム」というコンセプト自体が空回りしかけていたのではなかろうか。 「カトマンズ」(日本語版)はゴダイゴの1985年までのオリジナル・アルバム(ライヴ・サントラ・CMヒッツを除く)で、唯一収録された日本語詞の曲である。この日本語版の収録意図は良くわからない。同時期に出ているシングルの日本語版を何故入れなければならなかったのだろうか。曲数が足りないならともかく、後述の通り「フォロー」等候補曲はあったはずなのだが。
吉澤洋治加入までは富倉安生がベースを担当してライヴを演っていたが、オリジナル・アルバムもしくはライヴ盤としてのレコーディングは残されていない(但しオリジナル・サウンドトラック「遥かなる走路」は浅野
孝己・吉澤がギター、富倉がベースのいわゆる「ロクダイゴ」でレコーディングされている)。
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| EPISODES |
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本アルバム収録曲では、「カトマンズ」、「シルク・アンド・スパイス」、「ナマステ」、「レイディ・ライディ」が良く演奏されていた。「キャラバンサライ」や「ウェイヴ・グッドバイ」も演奏されたが、それ以外の3曲はあまり演奏されなかったようだ。
アルバムのリリースに先立ち、「カトマンズ」の日本語版(c/w英語版)がシングル・リリースされている(ミックスが微妙に異なっている)。 また、 「ナマステ」は別ミックスの日本語版がシングルでリリースされている(c/w同曲の英語版:天津ライヴ)。 「カトマンズ」はタケダベンザエースのCMに使用された。「キャラバンサライ」は、別の歌詞がついて「チェスナットツリー」として森永のCMに使用された(「CMソング・グラフィティVol. 2」収録)。 アウトテイクスとしては、「フォロー」と「ニュー・ビギニングス」がある。 シルクロードの旅をドキュメンタリーで収録したLD「ゴダイゴ・オン・シルクロード」(インド&ネパール編/トルコ&イラン編)では、本アルバムの収録曲の他に、メインテーマとして「フォロー」が繰り返し使用されている。当時のライヴでも繰り返し演奏されていた。 同曲には通常の編成で演奏されているヴァージョンは後にシングル「キャリー・ラヴ」のB面に収録されたが、「インド・ネパール編」で一度だけ使用されたストリングスをメインとしたスローヴァージョンは、レコードには収録されなかった。 「ニュー・ビギニングス」は洋治が初めてレコーディングに参加した曲だが、アルバム全体の曲想と合わずに、最終的にカットされた。 この頃、「シルクロード組曲」というものを作っていたという説もあるが、未確認。 ゲストで民族楽器を演奏している生明慶二は、民族楽器の権威(数少ないプレーヤー)でシルクロードの旅にも同行している。 ジャケットは(少なくとも)上半身裸のメンバー。元々ヴィジュアル派の人たちではないので、一般にはあまり受けがよくなかった。ライナーノーツは歌詞と対訳(山本安見)のみのシンプルなもの。 当初はLP、カセット(CTK-7030)での発売。後にCD(Q盤)で復刻された(94.7.21/ CA-11879)が、これはジャケット/ライナーが省略されている。 このQ盤も現在は廃盤で、CD-R盤で再び復刻された(2001.10.21/COR-11879)。 アナログ初回プレスはブルーワックスでナンバー入り。大半の人が持ってるレコードはこの初回プレスだが、黒い盤面のものも(レアではあるが)確認されている。
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| CREDITS | |
| Producer | ジョニー野村, 柏木省三 & GODIEGO |
| Engineer | 岡田則男 & 大野映彦 |
| Arranger | ミッキー吉野 |
| Swami ひろし(ホーン・アレンジ) | |
| Players | G-Personnel : Mark III & V |
| タケカワユキヒデ: Vocal, Percussions | |
| ミッキー吉野: Keyboards, Vocal, Vocorder, Percussions | |
| 浅野孝己: Guitars, Vocal, Percussions | |
| スティーヴ・フォックス: Bass ( on 1 and 10) | |
| 吉澤洋治: Bass, Vocal, Guitars | |
| トミー・スナイダー: Drums, Vocal, Percussions | |
| ゴダイゴ・ホーンズ(第三次) | |
| ・Swami ひろし: Trumpet | |
| ・井口秀夫: Trombone | |
| ・松風鉱一: Sax, Flute | |
| 生明慶二: Santur, Darbuka | |
| Designer & Photographer | Cover Art Design: 森島紘史 Cover Photograph: 与田弘志 Inner Photograph: 田巻照敏 & 与田弘志 |
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