GODIEGO DISCOGRAPHY

TITLE
キタキツネ物語 オリジナル・サウンドトラック
DATA
1978年7月10日
日本コロムビア YX-5003
リリース当初約4万6千枚のセールス。チャート34位(オリコン)。

 

SONGS

A01 赤い狩人/In the Quest of the Northern Sun
02 白い彷徨/Vagabond
03 グッド・モーニング・ワールド/Good Morning World
04 やすらぎ/Treasured Dreams
05 みんなみんな不思議だね/Life is a Mystery (Everything is Mystery)
06 雨はナイフのようさ/No Mercy
B07 小さな翼/laughing in the Sunshine
08 ビッグ・アドヴェンチャー/Big Adventure
09 春のテーマ(インストゥルメンタル)
10 炎のレクイエム/I Will Survive
11 囁き/The Wind Will Bring My Love
12 果てしない道/We've Come to the Crossroads
13 赤い狩人/In the Quest of the Northern Sun
REVIEW

ゴダイゴが演奏に全面的に参加したサンリオ映画「キタキツネ物語」(蔵原惟繕監督)のサウンドトラック・アルバム。

歌ものが多く、オリジナル・アルバムに準ずる力の入れ方で制作されたサントラである。 オスギツネ、メスギツネ、子ギツネそれぞれのキャラクターでボーカルを担当している。

4.の「やすらぎ」とインストの9.「春のテーマ」(作・編曲:佐藤勝)を除いては全曲作詞:三村順一、原曲英語詞:奈良橋陽子、作曲:タケカワユキヒデ、編曲:ミッキー吉野となっている。
オスギツネ フレップの歌は町田義人が担当し、製作者のイメージはBob Dylan。 メスギツネ レイラの歌は、映画では朱里エイコ、レコードでは契約の関係で牧ミユキが担当した。 製作者のイメージはOlivia Newton-John。 子ギツネの歌はタケカワユキヒデで、製作者のイメージはThe Beatles。

タケは当初作曲も含めて子ギツネの部分のみを担当する予定だったらしいが、いつのまにか全部を作曲することになった。 町田義人は当時角川映画「野生の証明」の主題歌等でもヒットを飛ばしており、伸びのあるヴォーカルに人気があった。

浅野孝己は後のインタビュ−で「ゴダイゴのバンドサウンドはこの頃が一番充実していた」という趣旨の発言をしている。

このアルバムは全曲日本語で、ゴダイゴとしてリリースされた初の日本語ヴォーカルの作品である。 アレンジなどの音は完全にゴダイゴサウンドで、オリジナル・アルバムに近い完成度である。

 

EPISODES
後に何作も作られる感動的動物映画の先鞭をつけた作品。流氷に乗ってやってきた一匹のキタキツネの一年の営みを描いたものである。 アメリカや中国等海外でも広く上映されている。 但し後にキツネが罠にかかるシーンがヤラセであったと発覚し問題になったとのこと。  ミッキーは製作中にこの話を知ってしまったので、乗り気でなかったそうだ。

同アルバムからは「赤い狩人」(c/w 「雨はナイフのようさ」)がシングル・カットされている。

アウトテイクスには映画では使用されているがサントラには収録されていない朱里エイコが歌う「風の予感」(To be Close)がある。アルバム「西遊記」に収録された「サンキュー、ベイビー」も当初この映画のために作曲されたものだという。

元々タケカワユキヒデは奈良橋陽子の英語詞にメロディを付ける形で作曲しており、ライナーでも映画の海外版作成時には英語で収録する旨語っていた。 ステージやラジオのスタジオライヴ等では、「赤い狩人」及び子ギツネの歌はほぼ全曲ゴダイゴ/英語ヴァージョンで演奏されている。 しかし実際に作成・公開された映画の英語版を見るとヴォーカルは日本版の歌手ではなく、かつスタジオ・ライヴなどで演奏されていたいわゆるゴダイゴ・ヴァージョンとは歌詞が大幅に異なる。  ライナーノーツは蔵原監督、三村順一(助監督)、タケのコメントに加え歌詞・映画の粗筋等が載っている。

ジャケットは奈良橋陽子の抱いた映画のイメージ通り、夕陽を浴びて独り歩くキタキツネ(フレップか?)の姿である。色合いとアングルの微妙に異なる二つのヴァージョンが存在する。CD(Q盤)のジャケットは右の方 が使われている。

当初はLP、カセット(CCK-5021)での発売。後にCDで正式に復刻された(89.11.21/CA-4068)。CDはQ盤でも出ている(95.5.20/COCA-12580)が、これはジャケット及びライナーの一部が省略されている。

    

CREDITS
Producer ジョニー野村, 明田川進 (映画の音楽監督は佐藤勝)
Engineer 鈴木慶三, スティーヴ・フォックス
Arranger ミッキー吉野
Players G-Personnel : MarkIII
タケカワユキヒデ: Vocals (on 3,5,7,8)
ミッキー吉野: Keyboards
浅野孝己: Guitars
スティーヴ・フォックス: Bass
トミー・スナイダー: Drums, Percussion
  
町田義人: Vocals (on 1,2,6,10,12,13)
牧ミユキ: Vocals (on 4 & 11)
伊集加代子, 梅垣ミドリ: Background Vocals
Designer & Photographer  

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