GODIEGO DISCOGRAPHY

TITLE
フラワー/Flower
DATA
1984年1月21日 
日本コロムビア AF-7222
リリース当初約1万枚のセールス。チャート36位(オリコン)。

 

SONGS

A01 キャリー・ラヴ/Carry Love
02 トロピカル・ガール/Sweet Little Tropical Girl
03 プリーズ・レット・ザ・サン/Please Let the Sun
04 ホワット・モア・キャン・アイ・セイ/What More Can I Say
05 オンリー・サイレンス/Only Silence
B06 ミラクル/Miracle
07 ギルティー/Guilty
08 ビリーヴ・イン・ラヴ/How Can I Believe in Love
09 アイ・キャント・レット・ゴー/I Can't Let Go
REVIEW

ゴダイゴの7thアルバム。

 「きれいな花を贈るように素直な気持ちで音楽を届ける」という意味からタイトルがつけられているノン・コンセプト・アルバム。 「M.O.R.」がセールス的に振るわなかったこともあり、大分間隔が開いて作成された。
ミッキー吉野の横浜の友人である野中三郎氏のスタジオに機材を持ち込み、「山の手スタジオ」("G"ltd Studio)として、レコーディング/リミックスが行われた。 タケカワユキヒデはゴダイゴBOXのライナーでの対談でこのアルバムのことを「混乱の極致」と語っており、「ゴダイゴBOX」に収録される際には本アルバムからセレクトされた曲のみが全てリミックスされている他、ミッキー、吉澤洋治等メンバーのこのアルバムに対するコメントは概して良くなく、メンバーにとっては複雑な思いのあるアルバムである。 ファンの間でも賛否両論があるが、発表時は既にゴダイゴの新譜があまり話題にならない様な環境であったにもかかわらずレコード評は割と好意的だった。

サウンド的には、「アワー・ディケイド」以降アレンジで比較的大きな比重を占めていたゴダイゴ・ホーンズのブラスがなくなり、音としてはシンプルなバンド・ユニットだけになっている。 シーケンサーをそれとわかるように使用している他、シンセの多用や音自体もかなりエフェクターをかけているので、サウンドは人工的な感じがして、そこが好みの分かれ目になると思うが、キーボード(デジタル・シンセを導入した)やギターの多彩な音色が聞けること、リズム・アレンジで新たな試みがなされていることは特筆すべきである。

ドラムはオーバーハイムのDMX(コンピュータ・ドラム)がメインで、トミー・スナイダーがドラムを叩いているのは「トロピカル・ガール」、「プリーズ・レット・ザ・サン」に「ギルティー」の3曲のみ(「キャリー・ラヴ」ではシンバルやタムを足している)。
「ホワット・モア・キャン・アイ・セイ」のシンセ・ドラム・ソロは実はミッキーのシンセでやっている。
吉澤洋治は「ホワット・モア・キャン・アイ・セイ」と「ギルティ」でギター、「ギルティ」ではマンドリンまで演奏している他、ミッキーは「オンリー・サイレンス」でオートハープ(アメリカの民族楽器でチターに似た形のもの)を使用している。 

 

EPISODES
キャリー・ラヴ・コンサート・ツアーではほとんどの曲が演奏されている。タイトル曲や、「ギルティー」はTV「ヤングプラザ」等でも演奏されていた。

同アルバムからは「キャリー・ラヴ」(c/w「フォロー」)が先行シングルカットされている(英語詞だがアルバムのものとは別テイク)。同曲はAGFフーズ「ブレンディ」のCMに使用され、ゴダイゴ最後の(発売された)CMソングとなった。

ライヴでは「ギルティ」はトミーとタケカワのツイン・ヴォーカル、「キャント・レット・ゴー」と「オンリー・サイレンス」(元々は「イフ・ユー・ラヴ・ミー」というタイトル)は吉澤のヴォーカル、そして収録予定だった「パラダイス」はミッキーのヴォーカルとそれぞれをフィーチュアしていたが、結局ジョニー野村のプロデュース方針でタケのヴォーカルに統一された。

アウトテイクスは、「ロック・トゥ・ザ・ミュージック」、「パラダイス」、「ホールド・ミー」、「ウー・ワカ・ブン・シャム」等がある。
「ロック・トゥ・ザ・ミュージック」、「パラダイス」、「ホールド・ミー」は当時のライヴで演奏されていた。「ウー・ワカ・ブン・シャム」はファンクラブ会報によればシンセ主体の曲がだったが、発表されていない。

ライナーノーツは歌詞と対訳(山本安見)のみのシンプルなもの。 表紙に、キーツとシェリーの詞が引用されていた。 ジャケットの花を持ってる手はメンバーのものではなくトミーの友人の手。

当初はLP、カセット(CAR-1231)での発売。後にCD (Q盤)で復刻された(95.2.21/COCA-12373)が、ジャケット/ライナーが省略されている。

  

CREDITS
Producer ジョニー野村 & GODIEGO
Engineer 松本恒男 (野中三郎&Swamiひろし)
Arranger ミッキー吉野
Players G-Personnel : Mark V
タケカワユキヒデ: Vocals
ミッキー吉野: Keyboards, Vocal, Autoharp
浅野孝己: Guitars, Vocal
吉澤洋治: Bass, Guitars, Vocal, Mandolin
トミー・スナイダー: Drums, Vocal
  
Designer & Photographer  

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