GODIEGO DISCOGRAPHY

TITLE
CMソング・グラフィティ Vol.2/CM Song Graffity Vol.2
DATA
1982年6月1日
日本コロムビア  AF-7122

リリース当初約 1万8千枚のセールス。チャート29位(オリコン)。

 

SONGS

A01 ジャンゴ/Diango
02 プレリュード/Prelude
03 モーニング/Morning
04 友だちはいいもんだ/Dazzled Blind By You
05 マジック・カプセル(日本語版)/Magic Capsule
06 ラヴィング・アンド・ラヴィング/Loving & Loving
B07 ドキ・ドキ・サマーガール(日本語版)/Doki, Doki, Summer Girl
08 ピーチ・ネクター〜レッツ・ゲット・バック〜デリシャス〜ハヴァナ〜チェスナット・トゥリー/Peach Nector〜Let's Get Back〜Delicious〜Havana〜Chestnut Tree
09 (カミング・トゥゲザー・イン)カトマンズ (日本語版)/Coming Together in Kathmandu
10 ハピネス (日本語版)/Happiness
11 キャセイ/Cathey
REVIEW

ゴダイゴがCMソングとして提供した曲を集めた企画アルバム第2弾。

ブレイク後のものが多いため、日本語の歌詞のものがかなり入っている。 スケジュールが過密になり、以前ほどアレンジ等にも手がかけられなくなると同時に、CM制作側もゴダイゴのネームバリューに寄りかかりサウンド的にはあまり細かいことを求めなくなったという負の相乗効果で曲も構成も散漫な印象を与える1枚である。

ファンクラブ会報での評判も悪かった 。最初のCMソンググラフィティもシングルでリリースされた曲を含んでいたが、ゴダイゴがブレイクする前のシングルでタケカワユキヒデのソロ名義のものなど既に廃盤だったため、むしろアルバムで初めて聞いた人のほうが多かった。しかし「カトマンズ」や「ハピネス」等はこのアルバムを購入する人は大抵持っているはずなので、こういう時には未発表だが評判の高かった「エリエール」 等を収録すべきであった。
サウンド的にも、例えば「プレリュード」や「モーニング」はもっと面白い仕上がりになったのではないかという気がする。 メロディは良く、全体的に耳当たりは良いのだが、聞き込んで発見できるプラスアルファ的なこだわりがないように思える。 「マジック・カプセル」(というより「ホワイト・カプセル」)の日本語詞も、内容のみならずメロディへのノリも併せて非常に残念なものである。 制作サイドも含めてゴダイゴの視点がずれていたとしか思えない。

「キャセイ」は原曲があり、そのイメージを残して欲しいというリクエストがあったので、ゴダイゴとしては異色の仕上がりになっているとのこと。そうであれば何故ゴダイゴに依頼したのか、そしてゴダイゴが何故それを受けたのか疑問である。
なお、ここでヴォーカルとして入っている伊集加代子はゴダイゴの初期のアルバムにコーラスで参加している(「アルプスの少女ハイジ」の主題歌やネスカフェの「ダバダ〜」コーラスが有名なヴォーカリストで、多くのアーティストのレコードに起用されている。ミッキー吉野とのレコードでの共演はザ・ゴールデン・カップスのシングルまで遡る)。

演奏は大部分がスティーヴ・フォックス在籍時(MarkIII)だが、「 ラヴィング・アンド・ラヴィング」と「キャセイ」に加え、8.の森永メドレーの一部が吉澤洋治加入後のMarkVである。 また、7.の「ドキ・ドキ・サマーガール」は当時タケカワユキヒデのソロでバックをやっていたタリスマンとミッキー吉野&浅野孝己で演奏している。

 

EPISODES
本アルバム収録曲でシングルでもリリースされているのはタケカワユキヒデのソロ名義での「ドキ・ドキ・サマーガール」(c/w 英語版)と「ハピネス」(c/w 英語版)、ゴダイゴ名義での「カトマンズ」(c/w 英語版)である。  

森永メドレーの1つである「チェスナット・トゥリー」はアルバム「カトマンドゥー」収録の「キャラバンサライ」に別の歌詞を付けてアレンジしたもので、ここでのベース・プレイは吉澤洋治自身のお気に入りのひとつとのこと。

ジャケットはイラストレーターの安西水丸によるもの。

ライナーノーツは前回に引き続きタケカワユキヒデがそれぞれの曲にコメントしたものが収められている。 歌詞対訳はなし。 

タイトルが「CM SONG GRAFFITY」とあるのは誤植で、正しくは「GRAFFITI(落書き)」。Vol.1の方は正しく綴られている。
曲の英文タイトルも誤植があり、森永メドレーの"Nector"は"Nectar"が、キャセイの"Cathey"は "Cathay"が正しい。

当初はLP、カセット(CAR-1120)での発売。後にCDで正式に復刻された(89.11.21/CA-4065)。CDはQ盤でも出ている(93.11.21/COCA-11131)が、これはジャケット/ライナーが省略されている。
「CMソンググラフィティ」とカップリングされたダブル・カセット版もリリースされている。

  

CREDITS
Producer ジョニー野村 & GODIEGO
Engineer クレジットなし
Arranger ミッキー吉野 & GODIEGO
Players G-Personnel : MarkIII & V
タケカワ ユキヒデ: Vocals
ミッキー吉野: Keyboards, Vocal
浅野孝己: Guitars, Vocal
スティーヴ・フォックス: Bass, Vocal except 6, 7, 8 & 11
吉澤洋治: Bass, Vocal on 6, 8 &11
トミー・スナイダー: Drums, Vocal except 7
 
伊集加代子: Vocal on 11
 
タリスマン on 7
・発地伸男: Guitars
・石川恵樹: Bass
・巳城研二: Keyboards
・石井智: Drums
 
 
Designer & Photographer Designed by: Kitchen
Illustrated by: 安西水丸

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